ロープの結び方

ロープの結び方はたくさんあり世界各地で共通の結び方や独自の結び方があります。
全てに共通しているのは、仕事に必要なものと装飾用のものがあるという事です。
ここで紹介するのは、実用的で代表的な結び方です。
詳しくは本屋さんにロープ結びや紐結びの本が売られていますのでそちらを参考にして下さい。

ロープを結ぶのは何の為?

  1. 物を縛ってまとめておく為
  2. 物を何かにくくりつけておく為
  3. 張ったロープを利用する為
  1. ロープの端を握り易くしたり端が解けないようにする為
  2. ロープの端を何かに結びつける為
  3. ロープに端に輪を作る為
  4. ロープの中ほどに輪を作る為
  5. ロープとロープをつなぐ為
  6. ロープを切らずに短くする為

靴紐の結び方、廃品回収の新聞の縛り方、ふろしきの縛り方、はすべて「本結び」です。
靴紐では輪を作りますが、この解けやすい方法は「蝶々結び」とも「引き解け」ともいいます。
普段の生活の中でロープ結びの基本は利用されています。
というより、ロープ結びは当たり前のワザとちょっと便利な追加のワザだと思えばいいと思います。

緑色の名前の結び方は是非マスターしておきましょう。

「8の字結び」
ロープの端にコブをつくります。
端を持ちやすくしたり、端にオモリを付けるかわりにします。
「本結び」
ロープの端と端を結びます。
物を縛るのに使います。ロープをつなぐのに利用する場合もあります。
しっかり結べて、解きやすい、という特徴があります。
「一重継ぎ」
ロープの端と端を結びます。
ロープとロープをつなぐのに利用します。
太さの違うロープでも結べるという特徴があります。
「もやい結び」
ロープの端に輪を作ります。
ロープをひっぱっても輪が小さくならないという特徴があります。
また解くのも比較的簡単です。
これを更に丈夫にした方法は人命救助や登山で利用されます。
「ふた結び」
ロープを立ち木や柱などに結び付けます。
ロープを張った状態で使う事を前提にしています。
キャンプではすぐ役に立つので覚えておきましょう。
よく見ると「巻き結び」(3つ下の図参照)と同じ形をしています。
「ねじり結び」
ロープを立ち木や柱などに結び付けます。
ロープを張った状態で使う事を前提にしています。
上の「ふた結び」とほぼ同じ目的で利用されます。
結ぶ相手が丸くて太い場合に有効です。
「てこ結び」
ロープを立ち木や棒に結び付けます。
ロープを張った状態で使う事を前提にしています。
図の短い端を長くして棒を複数結び付ける事もできます。
「巻き結び」
ロープの端を固定します。(中程でも固定できます)
上の「ふた結び」や「ねじり結び」と違ってロープを張らなくても緩みません。
縛り始めや縛り終わりに多用される基本的な結び方です。
「引き解け結び」
解けやすい輪を作ります。
ロープを引っ張ると小さくなる輪を利用してロープを固定できます。
あるいは輪に棒を入れて棒を仮止めしたりもできます。
「張綱結び」(「トートラインヒッチ」)
ロープの張具合を調整する為の結び方です。
左の図はその一例で、ロープの特性により輪を増やして結びます。
張綱に金具が付いていない場合には必須の結び方です。
ロープで物干しを作る場合にも大変便利です。
「よろい結び」
ロープの中程に大きさの変わらない輪を作ります。
左右ほぼ対称で見た目も良く利用価値もあります。
ロープにいろいろぶら下げておきたい時に、この輪を複数作ります。
戦国時代の武士の鎧に使われた事に由来する名前です。
「馬つなぎ」
ロープの端を手すりなどに結び付けます。
引っ張っても解けないけど、すぐ解くこともできる、基本的な結び方。
見た目より簡単にできます。
左手でロープの端を持ち、右手で輪の中から左手のロープを引き出すだけです。
余ったロープの端をカッコヨク始末しておくといいかも。
「てぐす結び」
ロープとロープをつなぎます。
滑りやすいロープ(釣り糸なども)を結ぶのに有効です。
利用する機会は少なそうです。
「ちじめ結び」
長すぎるロープを一時的に短くして使う為の結び方です。
ロープの中央だけを利用して短くできるという特徴があります。
利用する機会は少なそうです。
「こしかけ結び」
ロープの端に大きさの変わらない2つの輪を作ります。
ロープを2つ折にしてから作るので実際にはロープの中央に輪ができます。
2つの輪を利用して物や人を吊り下げる事ができます。
2つの輪の大きさはそれぞれ調整できますので目的に合わせて調整します。
利用する機会は少なそうです。